問題認識について

カウンセリングの前提として「解決すべき問題や悩みの存在」があります。

相談者の方が自分のそれらの存在を認識することから始まります。


しかし人は問題や悩みに対して思いのほか、軽く低く見積もってしまう傾向があります。

例えば、

悩みで苦しいけれど、根性で乗り切ろうとする(問題自体を無視する。特に責任感が強い方に多い)

大したことではない、とその場をしのぐ(自己説得して問題をスルーする)

もともとこんな性格だから、とあきらめてしまう(解決方法を考えようとしない)

誰かに相談したら迷惑かけるだろうから、とできそうな行動も起こさない(自分や他者の力を注ごうとしない)

など。


もし問題の存在を認めてしまったら、その深さや重さに直面する怖さや、解決のためのわずらわしさが待っているかもしれないと思うと、確かに面倒くさいです。問題にうすうす気づきつつも、延ばし延ばしにしたり、解決自体を放棄してしまう心理が働くのです。


カウンセリングをお考えの方はある程度の問題認識があると思います。しかしその度合いはあまり関係なく、問題認識が「はっきり」「きっちり」「私の問題はこれです」と断言できるくらいに明確である必要はありません。むしろ「なんとなく」「ぼんやり」としている方もおられます。言葉にはならない「何か」「もやもやしたもの」というような。

しかし心の中には確かに「何か」問題認識があるということです。

はじめはその「何か」を大切にすることから始まります。


自分の中にある問題や悩みの存在が、放棄しといてもいいものか…?いやいや、ちょっと向き合ってみようか…?

カウンセラーとのやり取りを介して、様々な解決方法や対処法、選択肢、道筋などを共に模索し、以前のように放棄していた自分からみて、ちょっと前に進めたという感覚を得てほしいと考えています。



カウンセリング案内

(前日18時まで受付け可)

臨床心理士・公認心理師

心理療法・カウンセリング室 セイル

​所在地:福井県坂井市春江町藤鷲塚40-29

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